処方された薬_09
カルペジロール錠2.5mg
降圧剤/β遮断剤/持続性 高血圧・狭心症治療剤" 血圧を下げる薬。
高血圧症のほか、狭心症や心房細動、心不全の治療にも用います。
血管を広げる作用と、心拍をおさえ心臓を休ませる作用があります。
作用メカニズムは、交感神経のα受容体とβ受容体を遮断することです。
両方の受容体に働くことで、降圧作用が強まり、逆に副作用は軽減されます。
高血圧症に用いるほか、狭心症や心房細動に対する効能もあります。
心不全には基本的に禁忌なのですが、病状によっては有効なことが分かってきました。
心臓の負担が軽くなり、予後の改善(長生き)につながる可能性があるのです。
狭心症や心筋梗塞あるいは拡張型心筋症にともなう慢性心不全に対し、専門の医師により慎重に処方されます。